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「エイズ孤児」の健在な両親(9)

1999年、「アジア子供教育基金」の故・堀本崇は、「ノリア孤児院」が運営費と孤児の独立に備えた蓄えを得ていくために「ノリア職業訓練所」を開設した。

 裁縫教室は合計41台のミシンを備えました。裁縫、英語教室とも「ノリアの平和の子供
たち」の子供たちは無料です。
www.h3.dion.ne.jp/~acef/letter6.htmlより
 8~10ヶ月の訓練期間を終えた後、子供たちは製作期間に入ります。それを販売した
売上げの一部を、子供たち一人一人に用意する銀行口座に貯蓄し、将来への備えとする
予定です。
 訓練所は「ノリアの平和の子供たち」と寺院内の道を挟んで位置しています。
www.h3.dion.ne.jp/~acef/letter7.htmlより

「職業訓練所」は「孤児院」のすぐ近くにあり、受講料は無料。
衣類の販売代金や、「孤児院」外からの受講生の月謝などで、それは賄われる予定だったようだ。

2001年12月、私たちは初めてチャリティーコンサートを開催し、大規模な支援資金を集めることができました。  そして、その資金をどう子どもたちのために役立たせることができるかということで議論を重ね、ノリア孤児院のスタッフ、そして子どもたちとも話し合いました。よい支援とは何かということを考えたとき、それは「支援を必要としなくなる支援」であるという答えに達しました。
(略)
 そこで、カンボジアで需要の高い「技術」は何かと調査を進めた結果、それは英語であるという結論に達しました。英語教師、ツアーガイド、NGO職員など、カンボジアには英語を必要とする職業が数多く存在します。こうして2002年6月、子どもたちに英語教育の機会を提供する目的でノリア英語プロジェクトがスタートしました。
kazenokai.com/tokyo/actincambodia.htmlより

しかし、「風の会 東京」はその後、「大規模な支援資金」をもとに「英語教育」の支援を始める。
「支援を必要としなくなる支援」のはずが、これでは逆戻りではないか。

しかも、写真から判断する限り「英語教育」は「孤児院」内で行なわれている。

「風の会 東京」は「英語教育」の成果を次のように伝える。

2006年に第一回目のプロジェクト期間(4年間)を終え、
孤児院の最上学年の女の子たち6人を卒業生として送り出しました。
4年間で彼女たちの英語能力は上がりました。
英語で自分の意志を伝えることもできます。

そんな彼女たちが、2007年夏に『YFD(Youth For Development)』という
団体を発足しました。
彼女たちは今、近隣の貧困家庭に対する英語クラスを開設し、
小さな子どもたちに英語を教えています。
子どもたちにアルファベットを教えている女の子たちの姿は、
立派な先生でした。
(略)
彼女たちが言ってくれた言葉。
「自分たちは(風の会から)英語教育を受けてきた。
もらってきたものを返して、広げたい」。

どんなにその言葉が私たちを勇気づけたことでしょう。
“希望の連鎖”
そんな言葉が、浮かんできました。
info.asianheal.com/?eid=1102474より

また〈ユース団体〉か。

「Ponleu」の岩田亮子は、「英語教育」の副作用として、以下のような事態が生じていると言う。

ノリアにいる子供たちの殆どがまだ幼く、年長の子供たちが世話をしている状況です。僧侶のムニー様は托鉢に出かけることが多く、また、年長の子供たちも学んだ英語で訪れる外国人の案内をしたり、通訳をしたりで、孤児院を離れることが多く、小さな子供たちだけが取り残されているのが現状です。年長の子供たちもそうした仕事があると、学校は休みがちになり、勉強が遅れ、ドロップアウトする子供も出てきています。
ponleu.jp/support/より

いっぽうで、岩田はこんなことも言っている。

専門家による実践報告「国際協力への参画」
(略)
「カンボジアWat Norea〝Peaceful Children's Home″視察レポート」
近畿日本ツーリスト CSアドバイザー 岩田亮子氏
(略)
敬虔な仏教国カンボジアでは、AIDS に対する激しい偏見と差別があります。 その中で、ひとりの僧侶がAIDS 孤児達のために設けた施設が、 バ ッタンバン州のパゴダWat Norea 内にあり、〝Peaceful Children's Home″と呼ばれています。現在65人の孤児達を支える支援団体のひとつに日本の大学生たちによるものもありました。彼らは英語を武器に孤児達が自立することを目的とした英語教育事業をしています。ひとつの支援のあり方を提示していると思います。
twc.tsuda.ac.jp/system/upload/file/shuchu0116.pdfより

何この二枚舌?

水の問題
1番深刻な問題です。ノリアの生活用水は「雨水」と「池の水」を使用しています。
10月から4月は乾季のため、雨水は不足し、池の水に頼っています。しかし、その池の水の汚染が進み、子供たちが皮膚炎を起こしたり体調を崩しています。
現在は、日本人のドナーがフランスのNGOから水を買い、供給してくれており5月までの飲み水は確保されていますが、その後の目途は立っていません。

これも「Ponleu」が支援の必要性を訴えていることのひとつ。

しかし、実は「池の水の汚染」には、むかし対策が施されたことがあった。

それまでノリアから発する全ての生活排水や雨水など、全ては池に流れ込んでいました。カンボジアにおいて池は生活の元です。飲み水や生活用水になります。池の水は濁り、低気圧の日には悪臭を発することもありました。環境改善のため、ノリアから市場まで、70mの排水溝を造成しました。池の水がきれいになっただけでなく、ノリアの環境改善に繋がりました。
www.h3.dion.ne.jp/~acef/letter8.htmlより

とりあえず「排水溝」のメンテナンスができていないということだろう。

「Wat Norea」というのは、その程度の自立もできないようだ。

もうひとつの支援団体「レアスマイル」だが、ブログが消えてしまった。

収益はすべてPonleuを通してノリア孤児院における安全な水プロジェクトのために使いたいと思っています。
74.125.153.132/search?q=cache:ameblo.jp/raresmile/...より

「深刻な問題」「目途は立っていません」というだけで、「安全な水プロジェクト」について具体的な計画は何もない。
人里離れた立地ではないのだから、近所の人びとがどうやって水を確保しているのか、それくらいは調べておくべきだと思うのだが。

事業計画もないまま資金を集め始め、会計報告もうやむや、というのが「ノリア孤児院」支援に名乗りを上げている団体に共通する特徴でもある。

「エイズ孤児院」を建てるという「あおぞらプロジェクト」には、すでに少なくとも18万3000円6万3000円が「はとライブ」から寄せられているが、その事実は団体のサイトやブログでは公表されていない。

あと、アフィリエイトで集めた「24円」も。

[追記]
「風の会 東京」の活動報告書を読んであきれた。
「春ワークキャンプにてノリア孤児院のノリア寺のお坊さん(ベネラブル氏)」って何だよ?
ここでの「venerable」はあえて訳さないか「住職」とでもしておくべき英語の言い回しだ。

コメント

チャリティーわらしべ長者は終わったようですねー
http://ameblo.jp/aopro/entry-10274099636.html
寮がないから始めたが、次は、食料がないか。。。。
>今、必要なのは、孤児院の寮ではないという指摘を受け
っていう文脈も、誰から指摘を受けたのか微妙。

やっぱり詐欺学生団体なのだろうか。。。

書籍の収益もいつの間にか「小学校の維持費」のみに充てることになったようです。

1枚の絵が200万円(当初は1000万円)相当に化けるというプランがそもそも無謀で、緊急性のある資金調達の手段としてそんなものを採用するあたりが、いったい何のためにやっているのかという。

「楽しくてためになる」のがこの手の学生団体の常套句ですが、あまりにも「楽しくて」の部分に労力も金銭もかけ過ぎ。
それは「風の会 東京」なんかもそうで、月500円をメンバーから集めれば済む金額を支援するのに、イベントを打つ。イベントで集まっているのはその半分くらいで、半分は「Asian Heal Jam」からの寄付。

イベントで現地の理解が深まっているかといえば、実際にどういう状況に「孤児院」が置かれているのかが、まるでわからない。

「食糧そのものが不足しているという」のは、もっと具体的に説明されるべきなんです。

たとえば「風の会 東京」は食費補助として2007年に500ドル、米に換算して軽く1トン以上を拠出していますが、これでどの程度改善されるのか、これでも不足なのか、ということは誰も説明しない。

「Rustic Pathways」が「もう米も、学用品も、ウチがみーんな用意しちゃう」って言ってるんだし、もしかしたら足りてるかもしれないんですよ。足りてないんだろうけど。

「寮」建設は「NAA」から提起されたもので、それをあっさり撤回するのもどうかと。
で、「あおぞら~」の代表は医学生(留年中)なんだから、「Norea」の寺ベースのケア体制と、その他の団体の巡回支援体制とについて、ちゃんと評価をするべきですね。

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おまえだれだし??
いいかげんやめたら??

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