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全ては光ファイバーのために!

株式会社マルハン(以下「当社」)は、去る9 月20 日カンボジア王国において会社登録したMARUHAN (CANBODIA) CORPORATIONの設立に続いて、カンボジアにおいて銀行設立に着手致しました。
この銀行は、カンボジアにおいて初めて日本企業が出資する商業銀行で、地元有力事業家であるHuot Vanthan(フオット・バンタン)氏の経営する投資銀行へ当社が出資を行うことで、商業銀行としての認可を目指すものです。
設立予定の商業銀行 MARUHAN JAPAN BANK PLC(マルハン ジャパン バンク)は、2010年に予定されるカンボジアの証券取引所開設に向け、上場を目指す企業への融資や、貧困 層に対するマイクロクレジットと呼ばれる融資事業を行う事を計画し、今後、東南アジアに支店を持つ銀行として事業を拡大していきたいと考えております。
www.maruhan.co.jp/corporate/nr_data/071126.pdfより

Huot Vanthanという人物についての情報は乏しい。

In a bid to reduce the costs of telecommunications services in Cambodia, Tecotech Co., Ltd will invest $50 million in submarine cable linking Sihanoukville to Japan and to global networks beyond, Tecotech chairman Huot Vanthan told the Post on June 21.
khmernz.blogspot.com/2008/06/tecotech-starts...より

「Tecotech」という企業の社長でもあるらしいことはわかるのだが、これは「投資銀行」ではない。

このシハヌークビルから日本へと伸びる予定の海底光ファイバーケーブル敷設計画、かなり奇妙だ。
「linking ... to global networks beyond」ならば、なにもわざわざ日本まで引っ張って揚陸する必要はない。

海底ケーブルの敷設は莫大なコストを必要とする。
「NEC」が受注した香港―インドネシア間の事業では、諸設備を含め1億ドル規模。日本ーカンボジアの距離は、それよりずっと遠いだろう。

近場のバックボーンにつなぐことを考えるのが普通で、実際、ラオス経由で中国雲南省の網と接続する計画が進行している。
なにも切断事故が起これば復旧に手間のかかる海底ケーブルにこだわる必要はない。

日本側の通信会社の名前が出てこないのも信憑性を下げている。

“I will spend my own capital and help connect Cambodia to the world,” by cooperating with a US-based firm, said Vanthan, who also operates a specialized investment bank and is a shareholder of Maruhan Japan Bank. “We won’t begin to see a return … until the fourth year of operations.”

アメリカの企業も参加するらしいが、その名もない。

Tecotech began laying an inland cable from Phnom Penh to Sihanoukville last week and was expected to complete this stage of the project within eight months. The whole project was slated for completion in about two-and-a-half years.

この記事が「Phnom Penh Post」に掲載されたのは昨年6月。進捗を伝える情報くらいどこかに転がっていそうだが、見つからない。

“We already have six GSM network operators here,” said Vanthan. “So we should have a low-cost cable backbone for them.”

「GSMが、電話代が」というのも説得力に欠ける。
「WiMaxと連携した第4世代移動体通信が~」だとトバシすぎだが、どこか時代の速度とずれている。

取引所があれば株価は上がったかもしれないけれど。

ところで、「NPO法人 日本カンボジア友好親善協会」のサイトに、そんなHuot Vanthanをパートナーに選んだ「マルハンジャパン銀行」の開設を祝うことばがある。

カンボジアに銀行を開設致しました。
(略)
株式会社マルハン殿

この度のマルハンジャパン銀行の設立ならびに韓 昌祐代表取締役会長のカンボジア王国勲章
第一等綬大十字章の受章、心より御祝い申し上げます。また、日本とカンボジアの架け橋となり、カンボジア王国の経済復興に尽力されるその姿に深い敬意を表します。当協会と致しましても、今後も微力ながらも御協力させて頂き、カンボジア王国ならびに株式会社マルハンの更なる発展を祈念致します。

日本カンボジア友好親善協会
会 長 千葉 謙吾
カンボジア民間投資推進委員会
設立準備室事務局長 後藤 良一
www.k-ipc.org/Cambodia/combodia_friendship.htmlより

同団体の名誉会長は、先日「財団法人 日本漢字能力検定協会」を辞任した明石康。
2007年度の事業報告には「事業を実施しなかった」とだけある。

元「UNTAC」事務総長特別代表は、ずいぶんいろいろなオシゴトをなさっていらっしゃるようである。

 2007年度に世界の主要都市で開催されてきた国際指導者会議(ILC)の成果を踏まえて、「グローバル時代における日本の役割:ビジョンとリーダーシップ」(10月は「日本再生のためのビジョンとパートナーシップ」)をテーマに、今年2月から10月まで8回に渡って、日本の主要都市で「日本国際指導者会議」(ILC-Japan)が開催された。
(略)
 セッション2では明石康・元国連事務次長が「グローバル時代における日本の役割」と題して特別講演をした(講演内容は22~23ページに掲載)。
www.upf.org/images/upftoday/upftoday_nov2008_jp.pdfより

「統一教会」系の「UPF(Universal Peace Federation)」のイベントで講演してみたりとか。

[追記]
ちゃんと読めば簡単なことか。「投資銀行」が増資して、認可を受けて「マルハン~」になった、と。

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