スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「エイズ孤児」の健在な両親(5)

「ノリア孤児院」についてweb上でわかることを突き合わせてみるのだが、わからないことばかりだ。

そもそも、設立費用を出した「アジア子供教育基金」のサイトは今世紀に入ったころ更新が止まっている。
代表の堀本崇が、2006年11月にオートバイの事故で没するまでのあいだにどのような関わりがあったのか、まったく情報が得られない。

公開されている最後のニュースレターは2000年4月発行で、年36000円を負担する「里親」が15人いること、「ノリア孤児院」への日用品の支援のほか、「スレアンピルの平和の子供の家」にスポーツ用具の寄付、「オダンバンの平和の子供の家」に2528ドルの医務室設置費の拠出を行なっていることが記されている。

The centre was located at the back of a local Buddhist Temple. The buildings were in very poor condition as they were no longer required for the operation of the Temple. This was a refuge for 42 children who were HIV + or whose lives had been significantly affected by HIV/AIDS. Some of these children had been working as prostitutes or in sweatshops prior to coming to the centre. The centre was in a bad state of repair. The children were sleeping on the ground in shanty type accommodation. There was no running water or sanitation, the meals were not nutritious, there was no health care and the children were not attending school. These children were rejected by other agencies in Battambang because they had or were suspected of having HIV/AIDS.
www.hopeforcambodianchildren.org/about_us/history.htmlより

しかし、2004年にはこのような状態だったらしい。

「they were no longer required for the operation of the Temple」?

「ノリア孤児院」は、設立からほどなくして「ノリアの平和の子供たち」という名前のNGOとなる。
そのため、「Wat Norea Peaceful Children's Home」と表記されている場合も多い。

この名称からも、「スレアンピルの平和の子供の家」「オダンバンの平和の子供の家」を設立したSon Soubertとの関係がうかがえる。

「アジア子供教育基金」は、この2つの孤児院に多額の支援を行なっている。
2001年、「スレアンピルの平和の子供の家」にはトイレの建設費として459449円。写真を見ても、ムダに立派な建物だ。
「オッダンバンの平和の子供の家」には60トンの容量を持つ貯水タンクのために459360円。「ノリア孤児院」が2004年になっても「There was no running water」と評価される環境であるにも関わらず。

Son Soubertが、なぜ自分の孤児院が一方的に支援を受けるだけで「ノリア孤児院」の窮状を放置していたのか、それが理解できない。

2005年には、「スレアンピルの平和の子供の家」に対して、「草の根無償」から農業用の貯水池建設費用として22113ドルが拠出されている。日本にも支援者がいるし、オランダの支援団体の資料からも運営の順調さが見て取れる。

「アジア子供教育基金」は現地NGO「開発のための仏教(Buddhism for Development)」と協力関係にあった。
堀本が得度したのも、「開発のための仏教」の本部のある「ワット・アンロンビル」である。

「開発のための仏教」は、HIV/AIDS対策にも力を入れている

なのに、なぜ「ノリア孤児院」は「no health care」と評される状態に陥ってしまったのだろうか?

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントを投稿する


チェックボックスをチェックすると、管理者のみに宛てたコメントを投稿できます

トラックバック

http://maruyakism.blog43.fc2.com/tb.php/80-21e8c403

「エイズ孤児」の健在な両親(4)  | HOME |  「エイズ孤児」の健在な両親(6)

執筆者

まるやきの中の人

まるやきの中の人

ブログ内を検索

過去の記事

最新記事

新着コメント

新着トラックバック

リンク

連絡先

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。