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寄付文明開化(2)

とんだ寄り道をしてしまった。

在アメリカの個人寄付市場は約20兆円、これに対して日本の個人寄付市場は2000億円であり、法人寄付とあわせても7000億円です。これを10兆円までもっていきたいですね。
www.ekokoro.jp/world/interview/014_sato/より(脱字は原文ママ)

「NPO法人 チャリティ・プラットフォーム」理事長の佐藤大吾は日本の個人寄付の規模を「2000億円」であるとする。

ファンドレイジングフォーラム2008でも、ついに宣言してしまいましたが、
「2020年、寄付10兆円市場達成!」を目標にすることにしました。

「えー、そんなん無理やで」という声が聞こえてきそうです。

そらそうです。今、日本の個人寄付2000億円なんですもん。しかし、これは現実的に達成可能性ある数字だと思っています。
dojo.livedoor.biz/archives/51312538.htmlより

「定額給付金基金」呼びかけ人のひとり、鵜尾雅隆も同じ数字を出す。

が、かつて彼は「2200億円」と発言していた。

こういうたぐいの話って、あちらこちらでもとりあげられていそうなので、今更というところもありますが、日米の寄付金総額の比較で、よく、

米国の個人寄付22兆円、日本の個人寄付2200億円

というような数字がでてきますよね。
dojo.livedoor.biz/archives/50747458.htmlより

200億円の違いは決して無視できる額ではないのだが、こういった数字の弄びかたをするあたりが要注意である。

「2200億円」という数字の出所は「内閣府経済社会総合研究所」とされている。
2007年の資料「非営利サテライト勘定に関する調査研究について」では、個人寄付2362億円、企業寄付5307億円と推定されている。

この推定、どの程度の信頼性があるのだろうか?

「内閣府経済社会総合研究所」の推計には非営利団体として宗教団体も含まれ、279万世帯が平均2万4200円、総額676億円を寄付していると見積もられている。
だが、実際には「創価学会」単独でこれ以上の寄付を集めていると見ていいだろう。

2362億円から宗教分野を除けば1700億円弱。

これについても「赤い羽根」共同募金だけで204億円(20年度)ある。「緑の募金」が28億(19年度)。「NHK歳末たすけあい NHK海外たすけあい」 義捐金が17億8000万円ほど。
コンビニエンスストアの店頭募金が「サークルKサンクス」の5200万円から「セブン-イレブン」の3億7000万円といったところ。

積み上げていけば本当に1700億円に収まるのか疑問である。

分野別に見れば、「国際」が314億円。
「日本ユニセフ協会」の寄付金収入だけで165億円。個人寄付の比率が分からないが、やはり違和感のある数字だ。

仮に「2000億円」や「2200億円」が正確な数値だとしよう。
しかしそのとき、アメリカの100分の1、という単純な割り算だけで語ることには意味がない。

アメリカでNPOがサービスを提供している分野が、日本にも同様に存在するわけではないのだから。

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