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井戸掘る人びと(3)

「NGOメイクザヘヴン」メンバーのブログには、50メートル掘っている、とある。

50メートルも鉄管を入れていくので、何本もつなぎ合わせて、ひたすら回します。
汗だくになり、ヒーヒー言います。  だいたい5時間位回します。
makecambo.blog.drecom.jp/daily/200610/26より

平均16.67センチ/分。
深くなるにつれてスピードは落ちるのは間違いないから、最初の10メートルなど30分もかからずに掘れてしまうことだろう。

本当だろうか?


www.idm.gov.vn/Nguon_luc/Xuat_ban/2005/B25/b63.htmより

H1+H2が7メートル内外であれば、〈VN6〉型のポンプでくみ上げられそうだが、それでも井戸の深さには限界があるはずだ。
そもそも、水面がその高さになるということは、10メートルも掘り進まないうちに水が出はじめる、ということになるだろう。


www.n-koei.co.jp/library/pdf/forum10_008.pdfより

さらに、地域差はあれ、50メートル掘ってしまうと帯水層を突き抜けてしまう可能性すら出てくる。

取水口を深い位置に設けることは、家畜のし尿などにより汚染された地下水を避ける意味、あるいは季節による地下水位の低下を回避する点では効果があるが、最近問題とされているヒ素による汚染は、〈自由地下水〉の場合は深いほど危険となる。

いくら深めに掘っても、こうした〈浅井戸〉から出るのは鉄分に富んだ水である。
用途は主に洗濯や水あびといった生活用水で、飲用水として不適とは言い切れないが、まったく好まれない。

そのため、井戸ができたあとも雨水や川の水の利用は続き、衛生面の抜本的な改善策とはならないという指摘がある。

「われわれは深く掘っている」とことさらに主張することは、このような事実を覆い隠してしまう危険性をはらんでいる。
衛生面を憂慮するならば、〈被圧地下水〉をくみ上げる〈深井戸〉の設置を検討しなければならない。

井戸の価格を調べているときに見つけた〈深井戸〉を掘っていたらしき団体、これがまた妙なのだ。

コメント

クラチエで田んぼ

この団体も怪しいですねえ。プノンペンのバサックスラム救済のためにプノンペンから半日かかるクラチエに田んぼを作ると言うのです。プノンペンの周辺、コンダール州は、田んぼだらけですよ。そんなに遠くまで行って、運賃のほうが高くなる米を作るなんておかしいですね。日本人がクラチエを知らないとでも思っているのでしょうか。写真に写っている田んぼがクラチエである確証もないですし、どこでも撮影できる風景です。

Re:クラチエで田んぼ

クラチエにはつてがあるようですから。まあ、無駄が多いなあとは感じます。

この団体の変なところは、なんといっても会計報告でしょう。
http://maketheheaven.com/cambodia/06report/2007/

一応「繰り越し」という項目は立ってますが、こんなにきれいにバランスするわけがない。「井戸」だけ見れば収支差ゼロ。

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NGO ARIGATOUの井戸建設

NGO ARIGATOUの井戸の看板には \"Deep Well\" と書いてあった。

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